2010-08-01から1日間の記事一覧

リフレ政策、あるいは、貨幣の代替品が存在するか、という話 小島寛之『容疑者ケインズ』(2)

■貨幣がもたらす、「決断の留保」という甘い毒■ その多機能性こそが「貨幣」の魅力なのであるが、その機能の使い方を一歩間違えると、社会に災いをもたらす「疫病」のような存在にもなりかねない (67頁) 優柔不断という甘美な果実を与えてくれるからこそ…